茶道教室:平成24年4月

今月は釣釜での扱いです。

釣釜では暖かさが増す4月頃、初風炉に移る前に炉中の灰を深くして、火を遠避けて炭を少なめにします。湯を沸かす時は釜を自在や鎖に掛けて火に近づけ、湯を使う時は釜の高さを上げて湯加減を調節します。

2012年4月5日(木)・7日(土)

床  紅心宗慶宗匠筆 短冊
     深山木のそのこずゑとも見えざりし
      さくらは花にあらわれにけり

花  侘助、榛の新芽
花入 ひさご       自作

菓子  桜もち        花乃舎製
 器  絵瀬戸鉢 四君子文

2012年4月19日(木)・21日(土)

床  大徳寺一六九世 天祐紹杲禅師筆
     夢 大字

        尊貴亦帰之 賎夫亦帰之
         我亦帰之 人亦帰之 鶴亀
         亦帰之 椿槿亦帰之
             實夢叟依侘之
             求書

 花 岩根絞椿 雷電木
花入 松尾家伝来写
    鉄経筒 雲龍文   紫金堂忠保作

香合 其心庵宗明宗匠自作
     伽らむ

菓子  山躑躅(つつじ)    花乃舎製
 器  織部四方

 鎖  時代唐銅
堤梁  時代鉄 雲象嵌入
 釻  大 時代
 釜  姫瓜
 縁  うるみ塗
水指  茶釉耳付
茶器  朱根来
茶碗  南禅寺元管長
     柴山寒松全慶老師手造
      銘・極楽
       一休和尚之歌あり
         極楽へゆかむと思う心こそ
          地獄へ落つるはじめなりけり
茶杓  金閣寺元管長 村上慈海老師自作
     銘・如意
建水  黄銅
蓋置  唐銅五徳
茶銘  宗実家元好 
     初の森        小山園詰

2012年4月26日(木)・28日(土)

今週は硯屏、釣釜での道具組です。
文房具飾りに用いる硯屏を使って、書院で濃茶を点てるお点法です。

床  紅心宗慶宗匠筆 短冊
     あさなぎにゆきかふ舟のけしきまで
      はるをうかぶるなみのうえかな
                 定家卿の歌

 花 岩根絞椿、銀葉
花入 志戸呂鶴首

菓子 卯の花          花乃舎製
器  織部四方