茶道教室:平成24年10月

今月は中置での道具組です。
中置とは、名残の季節、秋風が涼しくなる10月頃、大きめな鉄風炉を焼物の敷瓦にのせて行う点法です。

2012年10月4日(木)・10月6日(土)

床  鳥野幸次筆 短冊
    神苑萩
     さそひ来て 鹿の音さむき あき風に
     はぎの花ちる 春日野のみや

 花  芙蓉、水引
花入  唐物写六角手付籠

菓子  銘・野菊           花乃舎製
 器  織部四方    山十窯

  釜 霰筒
 風炉 時代鉄欠
 敷瓦 織部
水指  御本 雲鶴細
茶碗  瀬戸白刷毛目
茶器  独楽
茶杓  金閣寺元管長 村上慈海老師作
      銘・五十鈴川
 建水  黄銅
 蓋置  錫寸胴
茶銘  宗実家元好 
       初の森         小山園詰

2012年10月11日(木)・10月13日(土)

床  高嵩谷筆 
     籬に萩と雀の図

 花  木槿、水引、杜鵑、紫式部
花入  有馬籠

菓子  銘・梢乃錦          花乃舎製
 器  織部四方    山十窯

2012年10月18日(木)・10月20日(土)

床  和翁宗中公筆 短冊
     秋の野の 萩の錦を我が宿に
      鹿の音ながら うつして志がな

 花  秋明菊、竜胆、杜鵑、吾亦紅
花入  竹市松組四方手付籠

菓子  銘・小倉羹          花乃舎製
 器  織部四方    山十窯

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