茶道教室:平成23年9月

今週は風炉、中置での道具組です。

中置とは、名残の季節、秋風が涼しくなる10月頃、大きめな鉄風炉を焼物の敷瓦にのせて行う点法です。
本来ですと、来月のお稽古内容なのですが、本年度桑名市文化祭で披露する炉の点法のお稽古を10月に行う為、1ヶ月前倒しで行います。

2011年9月8日(木)・10日(土)

床  大道子宗本公筆 短冊
    月 おのづから心の雲もはれにけり
      秋のもなかの月にむかひて 正和

花  矢羽薄、女郎花、竜胆
花入 時代竹組底四方篭

菓子 銘・名月         花乃舎製
 器 絵瀬戸鉢 四君子文

 釜 筒小 松に鶴地文
風炉 鉄欠小 
水指 御本細 雲鶴文
茶器 真塗雪吹 秋草蒔絵
茶碗 瀬戸白刷毛目
茶杓 東福寺元管長 林晦宗老師作
     銘・幽篁
 蓋置 緑交趾 金彩松葉文
 建水 黄銅

2011年9月15日(木)・17(土)

床  和翁宗中公筆 短冊
    秋の野の 萩の錦を我が宿に
    鹿の音ながら うつしてしがな

花  高砂芙蓉 水引 突貫忍冬
花入 白竹組有馬篭

菓子 銘・山の香       花乃舎製
 器 絵瀬戸鉢 四君子文

2011年9月22日(木)

床  弓月筆 鮎画賛

花  芙蓉
花入 大分白竹組籠

菓子 銘・秋菊         花乃舎製
 器 絵瀬戸鉢 四君子文